希望の満額で融資を受けられなくとも、政策金融公庫が提示した金額でひとまず進めてみようと女性会計士さんに伝えた後、事の展開を委ねて ホッと肩をたたき合っていたポンコツ夫婦でした。
あの場をどうしていこうか 何から始めようか・・と、夢心地で話しながら きっと大丈夫だねと。励ましあい・・
それでも、「ダメかもしれないな」と重い雲は心にズッシリと居座っていた。
翌日、女性会計士さんから電話があり、「公庫へ契約に行かれるにあたり、これこれをご用意下さい。ご担当は〇〇さんです」とサラリとお話頂いた。
あれ? 融資受けられたみたい? 思い込みと現実の均衡が全くとれていないこの状況、私達だけなのか?
強さと弱さ・無謀と慎重 こういった類いのバランスがいつもとれない。自分達でも謎なのです。
ともかく、よかったよかった。 融資して頂けることが確定した大事な日となった。
わー! え? 500坪以上ある土地を買ってしまうのか? 若くもないのに? ま、なんとかなる!
そうそう やった〜〜〜!!( 小学生でも、もっと思慮深い子はいるはず)
会計士さんは満額融資でないことを残念がってるような声のトーンだったけれど、私達は、毎月の返済額が少なく済んだことに安堵していた。
小田原の政策金融公庫へ出向き、判を押し、わなわな震えるような金額を銀行で動かし・・
封筒に必要な現金を携えて不動産屋さんへ。
地主さんとお会いして契約を進めた。
譲って下さった地主さんは東京の方。
一緒に土地に出向き、ここにはこんなものがあったんだよ。と
ご本人が子供の頃の話を色々と聞かせてくれ、それはとてもとても楽しいひとときとなった。
そして、その時に地主さんがさらりと放った一言は、後のsojibokenの役割にとって大事な一言になった。
契約後は行政書士さんへ出向き登記簿の作成をして頂き、測量屋さんに土地の図面を作って頂いた。
親切な不動産屋さんが先導して助けて下さった。
ところで・・ この文章は過去を振り返って書いているので、「こうすればよかった」ということが、泉のように沸いてくる。
この先の記録にはそれも記していこうと思う。
- もし私達と同じ様に 荒地ライクな場所を買う場合
できるだけ、元の所有者さんから土地の情報を聞かせてもらうこと
荒地=ほとんどのものが草木に覆われてわからなくなっている。ので
・水道メーターの位置
・浄化槽の場所
・水道管の通り道
・電気は屋外にも繋げていたのか?
などなど・・
思いつくことは細かく全て聞いておけた方がよい。
たいてい、使えなくなっているものも多いけれど..。
厄介なのは、古い場所は往々にして元地主さんの記憶違いもあるので、伺ったこと全ては正解ではないと踏まえ進める必要もあるということ。
まず、大事なライフライン関係は確実な答えを出さねばデザインしてもつまづいてしまう..。
私達は建築の専門家に託したことでホッとしてしまっていた。 が、
残念ながら後々ハテナが多くなり、ここからは なかなかに怒濤の日々。